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映画“ゼロ・グラビティ”を観て 〜 こんな傑作は生涯みられない!オススメ鑑賞方法あり

  • 2013年12月20日
  • 田中 宏幸

映画“ゼロ・グラビティ”を観てきました。

そしてあまりにも心を突き動かされて、いま冷静さを失っているところです。申し訳ないくらいに。

上映が終わり劇場内が明るくなっても、足に力が入らなくて、立ち上がることが困難でした。

息も上がるし、心臓はずっとバクバクしているし、すごいのです。とにかく。

終わったあとで、一緒に観た同僚の手を握らせてもらいました。同性ですよ。こんなことってあります? 誰かと一緒にいること、生きていることを、肌で感じたくなるのです。強く。

人間の根本的な、すべての人が必ず持っている極めて低次元な欲求を、自分の心の深いところから根っこごと引っ張られて表に晒されるような感覚です。

 

SF映画ファンはもちろん、普段SFを見ない人も、そもそも映画を見ない人にもおすすめです。専門知識もいりません。

あなたがもし観るかどうかで悩んでいたり、他の映画と品定めをしているとしたら、そのような心配は完全に無用です。

あなたがもしDVDやブルーレイで観ようとしていたら、そのような選択肢も完全に捨て去りましょう。

劇場へ、誰かと一緒に観に行きましょう。大切な人でも、友達でも、子どもと一緒でもいいと思います。小さい子で無重力というのが何かを知らない場合は楽しめないかも知れませんが、逆に科学に興味を持つかも知れません。もしかしたら。

ここまで書いたらようやく冷静になってきました。

もう、観に行かないなんて人はいませんよね!?

はい。では鑑賞のポイントをば、書いておきますね。

IMAX 3Dで!

まさにIMAX 3Dのための作品です。宇宙の浮遊感、孤独感、そして音響が、まったく違います。

IMAX 3Dとは、新しい映画映写システムであるIMAXを用いた3D上映。この新しいシステムは、従来のシステムよりも高精細で明るい映像を鑑賞できます。チケット代が2,200円と割高ですが、それを払う価値はあります。

ちなみに3Dメガネも改良されてきているようで、メガネユーザーもストレスなく観ることができます。私もメガネユーザーであり、実際メガネ・オン・メガネな状態で観ることになりましたが、何も違和感を感じませんでした。(ただ、はじめて3Dメガネを掛ける人は、上映開始前にすこし掛けて慣れておくといいかも知れません)

リンク:Google検索「ゼロ・グラビティ IMAX 3D」

わずかに見上げる角度

正面でもなく、見下ろすでもなく、わずかに見上げる角度になる座席をおすすめ。

IMAXはスクリーンが大きいのが特徴ですが、微妙に見上げる角度であれば視界全体に映像が入ってきます。インターネット予約ができる劇場が多いので、事前に予約するといいでしょう。

 

以上。

この三連休、もしくは冬休みに、ぜひ観に行かれては?

こんな傑作、生涯見られないかも知れませんよ。

 

リンク:映画『ゼロ・グラビティ』オフィシャルサイト

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