mixiが新たにリリースした無料アプリ“muuk(ムーク)”が話題!
UIデザインチームSensebahnの田中です。
muukは、送った写真が3秒で自動的に消えるメッセージングアプリです。
iPhone/Androidに対応しています。mixiのアプリですが、mixiのアカウントは不要です。
実際に使ってみると、3秒で消える写真を送り合うのはなかなか楽しい体験です。
写真を送るときに自分の表情写真も一緒に送ることで、文字を介さない“非言語”なコミュニケーションを実現しています。
そんなmuukの使い方ですが、はじめは戸惑う人が多い模様。
おそらく若いユーザーがクチコミで広めていくアプリなのかなと思います。10代の学生が友達と遊んでいるときにこのアプリを薦めて、その場で使い方を教えながら、クチコミでユーザーを増やしていくようなアプリ。
だから操作の説明を示したり、機能を示唆するようなデザインが(少しはありますが)省略されています。機能はシンプルなので友達と試しながら覚えてもらう感じになってるんでしょうか。
とはいえ気軽に試せないこともありますよね。
ここで簡単に解説をします。
1. 送信する
自分が相手に送るときは、まず相手を選んでから、相手に送る写真を撮ります。次に自分の表情を撮影する画面に変わりますが、2秒で自動的にシャッターが切られて、確認画面も出ることなく送信されます。
撮り直しもキャンセルもできない、この割り切り方、スピード感。ステキです。
2. 受信したものを見る
自分が受信したものを見るときは、左下のアイコンを押します。相手の顔写真を押している間だけ写真を見ることができます。写真は3秒見続けると自動的に消されて、強制的に見れなくなります。
もしテキストが添付されていた場合は、写真を開いた3秒後にテキストが表示されて、6秒後に写真もテキストも消されます。
以上。
基本的にはこの機能しかありません。シンプルです。
muukにインスピレーションを与えたと思われる、海外の“Snapchat”というアプリよりも大胆な割り切り方です。
例えばSnapchatだと写真が消えるまでの時間を1〜10秒で指定しますが、muukは3秒で固定です。(テキストがあるときは6秒)
考えるよりも先に送る!無意味なやりとりを楽しむ!という設計思想が感じられます。
これからのコミュニケーションは非言語で瞬間的に気持ちを伝えるものが主流になると考えると、メッセージングアプリ以外のアプリも面白くなりそうな気がしますね。
リンク:iTunes App Store / Google Play