NEW OPEN!!

テクノロジとカルチャーのウェブメディア

  • ガジェット
  • ウェブ
  • カルチャー
  • スポット

「fitbit Charge HR」レビュー!10日間でわかった、メリットとデメリット

  • 2015年5月18日
  • Mr.KT

こんにちは、Mr.KTです。

Mr.KTのTwitterアカウントをつくろうか迷っていますが、たぶん「ランチなう!」しかつぶやかなそうなので、悩んでいます。そんな、どうでもいい「なう!」でもいいよ!って方がいたら、どこかに一報ください。単純なので元気になります!

さて、前回に引き続き、「fitbit Charge HR」(以下、fitbit)に関する記事(「fitbit Charge HR」って何よ?って方は過去記事をお読み下さいませ。)。

image :

image :fitbit.com

 

まずは最初に本題とは関係ない、悲しいお知らせから。

なんと、Mr.KTの大切なfitbitのディスプレイに傷がついてしまいました。

 

image:
購入早々につけてしまった、悲しい傷(左下で擦れているやつ)。

この傷をポジティブに捉えるために、、

「使い込んでいる感を醸し出せて、いい味が出てきた!」
「fitbit仲間の飲み会(そんなのないけど)で、同じ型番を持っている仲間同士でfitbitをシャッフルした時も(そんなのもないけど)、自分のfitbitだってすぐにわかる!」

など、慰める理屈を考えましたが、やはり、傷をみる度に、さみしい気分になります。ポジティブにはそう簡単にはならないよね。

fitbitをお持ちの皆さんは、お気をつけくださいませ。

さて、そんなfitbitですが、10日間装着してみて、「メリット」と「デメリット」がわかってきたので、まとめてみました。
相当、主観が入った感想や考え方も含んでいますが、購入を検討している方の参考になると嬉しいです!!

fitbitを使って感じた7つメリット!

(1)自分の心拍数の動きを理解できることに感動!!

 

 

image
fitbitのダッシュボードの一部(クリックで拡大)

普通に生きていれば「心拍数の動き」なんて気にしませんけど、fitbitを装着するとリアルタイムで計測されているので、はっきりと自分の動きがわかります。

ちなみに僕がはじめて知ったこと。

・睡眠中ってこんなに心拍数が下がるんだ。
・寝起きって一気に心拍数が上がるんだ。
・ウォーキングも意外と心拍数が上がるんだ。

どうでもいい情報、っていえばそれまでなんですけど、自分の体の情報が可視化されることは、今までにないとても新鮮でした。
確認は、専用のスマートフォンアプリと、PC上の管理画面からもリアルタイムで確認できます。

ちなみに、2015年5月17日現在、fitbitのiOS向け(iPhone向け)アプリは、アメリカの「ヘルスケア」カテゴリのランキングでは1位でした。

分かる人には分かる楽しさの例えをするならば、GoogleAnalyticsをニヤニヤしながら計測する感じ。

 

(2)体を動かして、数字を変化させたくなる!!

「心拍数」だけでなく、「歩数」「階段を登った階数」なども表示されます。
僕の場合は、平日は外を出歩くことが多く、数値が上がりやすく、比較的週末は少ない数字でした。
ですので、数字を上げたいために、久しぶりにランニングをしたり、家族と連れて少し遠くまで歩いてみてたりしました。
正直、「数字の変化」に慣れたらどうなるのかなーってところはありますが、少なくとも今のところは、fitbitが体を動かすモチベーションにはなっていますね。

(3)「10000歩」歩くと、fitbitがブルブル震える!!

凄いどうでもいいんですけど、これが意外と嬉しいんですよね。
昭和時代のゲームウォッチの演出のようなアクションがディスプレイからも確認できて、なんとなき気分が良くなります。なんとなく気分がいいって感覚大切だなー。
やはり人は、機会にでも褒められると嬉しいんだなー、と実感しました。

(4)食事系のデータベースが充実している。詳細な成分表までわかる!!

 

imagefitbitのダッシュボードの一部(クリックで拡大)

僕が知っている「食事ログ」サービスは、カロリーの摂取管理だけが多かったです。しかし、fitbitの場合は「炭水化物」「脂質」「タンパク質」などの要素情報、食品を入力すると、表示されます。

僕の場合は「タンパク質」が、昔から不足していると理解していましたので、それが、どの程度不足しているのか、が可視化されるのは嬉しかったです。

fitbitのダッシュボード調べだと、

・タンパク質:10%〜35%
・脂質:20%〜35%
・炭水化物:45%〜54%

が適切な範囲のようです(そう記載されていました)。

ちなみに僕は過去にレコーディングダイエット(Wikipedia)で15kgの減量に成功しています!!(自慢)。

(5)電話の着信がわかる。

購入する動機の1つでもあった電話の着信。実際、体験してみるとやはり機能便利ですね。
僕の場合、スマートフォンの着信は常に振動のみなの設定なので、過去に気がつかないことが多く、特に家族からには「マジで勘弁してよ。急用なんだからさ」と仕事中にも関わらず、優しいメールをいただけるのですが、fitbitをつけてから全ての着信に気づくことができるようになり、問題が解決されました。

(6)カロリーの収支がわかる。

 

iimage:

fitbitのダッシュボードの一部(クリックで拡大)

fitbitの場合は、リアルタイムで状態を計測しているために、「心拍数」なども考慮した上での、カロリー消費量も計算してくれます。

なので、行動量が多かった日は「カロリーが不足していますよ」なんて言われることがあります。トータルのカロリー管理はリアルタイムで状態が計測されているからこそだと思いました。

(7)装着しているとスポーツマンにみられる(かもしれない)。

同様のウェアラブルデバイスである、「Nike+ FuelBand」も含め、僕の完全主観なのですが、なんとなく装着している人ってスポーツマンに見えるんですよね。それって何か得しているような気がしませんか?なんちゃって。

(8)毎日充電しなくていい。

そもそも、当然でしょ、とか、これがメリットか、って話ですけど、「Apple Watch」の連続起動時間と比較すると、だいぶバッテリーの持ちはいいと思います。公称ではフル充電から5日間持つようです

購入してから3回しか充電していない(フル充電は1回だけ)です。充電時間も1時間あれば、100%に近く充電されている感じです。バッテリーが無くなりそうな時のメール通知も便利。
ちなみに充電は付属のUSBケーブルで行います。

そして、デメリット(T_T)

もちろんメリットばかりでなく、デメリットもいくつか感じました。

(1)やっぱり四六時中、装着しているのは大変。特に夏とか。。

そもそも論で、やっぱり腕に余計なものを装着しているとウザいですね。
僕の場合は、睡眠管理もしているので、寝ている時も装着です。暑くなったら、fitbit周辺だけ汗だくになりそう。

ただ慣れたせいか最近は、充電中の未装着時などは物足りない感を一瞬感じることがありますけど、まぁ、やっぱりさっぱりした腕にはかなわないとは思います。

ただこのデメリットに反論するとしたら、不思議と継続して生体情報が取られいている感覚って、やみつきになるので、ウザいもあるんですが、それに勝り外せなくなるんですよね。
これは、自分の情報がいつでもリアルタイムで確認する中毒性が大きいのかなって思います。
「腕に受けてウザい!」より「情報の記録がたまらん!楽しい!」が超えたら、苦痛にならないのかもしれません。

ただ残念ながら、この感覚って、どんなに言葉で説明しても、きっと購入して装着してから感じられることなんですよね。
fitbitなど、生体情報獲得系のウェアラブルデバイスが普及するポイントのひとつに、この辺りの感覚を、広めることがあるのかもなー、って思いました(ちょっと賢い発言!!)。

(2)モバイルからの食事情報登録に不具合があるよ!

デメリットというか、たぶんこれは不具合ですね。なぜがモバイルから食事情報を登録すると、詳細な成分がカウントされません。

なので、僕の場合はわざわざPCから登録しています。ただ一般のユーザーは、こんなにマメなのか、なんて思ったりします。モバイルからしか登録していユーザーはそもそも成分表が登録させること自体、気がついていないかもしれません。
早く修正してほしい!!

(3)フレンドとの競争によってモチベーションがあまり上がらない。。

これは人によるのかなーって思います。

fitbitユーザーとフレンドとなり、1週間の歩数などを競い合える機能があります。しかし、個人的には強いモチベーションにならないんですよね(ただ機能としては面白いですよ。今日〇〇さんより歩いたなーとか。ぼんやりフレンドの歩数を眺めてるのは楽しい。)

これってなんでだろう、って考えてみたんですが、僕にとってのライフログって「自分ため」なんですよね。
つまり、人に勝った負けたが、継続のモチベーションに繋がらないのです。
僕は「自分の情報を自身で計測している感」が楽しいので、このあたりの機能を強化して欲しいなーって思いました。

(4)有料プランのレポートが金額の割には物足りない。。

 

image:

fitbitの有料会員向けダッシュボードの一部(クリックで拡大)

fitbitにはプレミアムプランというものがあり、およそ年額4980円で更に詳細レポートが確認できます。
大きなところだと、ユーザーの平均値がわかり、自分はどの位置にいるのか、がわかるのですが、なんか物足りないんですよね。。

この平均ってたぶん世界中のユーザー平均値のような気がするんですが(違ったらご指摘下さい)、国によって生活習慣が異なるので、あまりあてにならないのかなぁって思います。個人的には、もっと絞り込みがほしい感じ。例えば東京都の男性とか絞り込めただけでだいぶ楽しいと思います。

あと、レポート結果から自分が一般的な数値と比較してどんな状態なのか(上記◯◯%とか)が確認したところで、どうしても「で、だから何ですか?」って感じになるのです。

自身のデータだからこその、独自の提案機能なんかあれば、面白いなぁ、って感じました。

お試しプランは7日間無料のようなので、まずは、ここから試すのがよいと思います。

雑にまとめるとこんな感じ。

ざっくりまとめると、

・fitbitは楽しいよ。迷っていたら買おう。
・腕につけているとウザいけど、意外と慣れるよ。
・たぶんスポーツマンに見られるよ。
・リアルタイムで計測されている画面は見ていて楽しいよ。
・有料プランは、物足りない感を感じるかもしれないので、お試しから始めよう。

って感じでした!

なんやかんやいって、fitbitのようなリアルタイムで自身のライフログが獲得できるサービスって楽しいですね。
今後、装着のフィット感、取得されるデータなど進化する領域だと思うので、個人的にも追っていきたいと思います!

とはいってもfitbitは高価。だったら無料でライフログを楽しもう!

と、fitbitを推薦しても、2万円するわけでして、「ウェアラブルデバイス」を購入するのは敷居が高いなぁ、って思っている方が大半だと思います。

そんな方にはスマートフォン向けで無料で提供されているライフログアプリがいいかな、って真面目に思っています(って書くといつも不真面目なの、って言われそうですけど)。

実は、未来スコップを運営しているレイ・フロンティアはiOS向けにライフログアプリ「サイレントログ(AppStore)」という無料アプリをリリースしています。(新型の万歩計!ってことで一部で盛り上がっているはず!!)

使い方は公式ブログに記載させて頂いています!コチラよりご確認くださいませ!

もしよかったら、サイレントログでfitbitのようなライフログが獲得できる楽しさを、気軽に味わってもらえればと思います!!

今回は気づいたら長文な投稿になってしまった、Mr.KTでした。最後まで読んでくれた方、ありがとうございます!色々書いたけど、いまのところfitbitをとても楽しんでます!!!

Fitbit hr(Amazon)

Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com