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じつに美しいデザインの“自転車用ロータリー”が建設される

  • 2013年11月7日
  • 田中 宏幸

これは宇宙船?いいえ、違います。

スタートレックに出てきそうな宇宙船にも見える、自転車・歩行者用の“立体ロータリー”がオランダに建設されました。Visual News(英語)で紹介されています。公式サイトは、こちら。(ロータリーの公式サイトなんてなかなか無い!)

オランダは国土の大半が平坦な土地で、Wikipediaによれば「7.5キロ未満の移動では最もよく用いられる交通手段」であり、「人口1人あたりの自転車台数は1.1台で世界一」とのことです。そのため、大きな交差点では自転車と自動車の(おそらく速度差による)混雑が発生しています。

そこで考案されたのが、自転車と自動車を“立体的に分ける”という手法。で、さっそく建てちゃったわけですね。

自動車は下を走り、自転車と歩行者がこの立体ロータリーを使います。混雑が解消されただけでなく、安全性も高くなり、そしてこのデザインです。

じつに美しいデザインで、街のランドマークとなっているようです。こういった公共建築物のデザインが優れていると、そこで良いコミュニケーションが発生して、街全体の活性化につながりそうです。

日本では自転車による混雑はそんなにありませんが、思い切ったアイデアと素晴らしい公共デザインが実現された例でした。

行ってみたくなりますね。

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