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念じるだけでロボットを操作した猿! …アバターの世界は現実になるか

  • 2013年12月16日
  • 田中 宏幸

自分の脳も接続してみる?

By TED

By TED

脳科学の第一人者、ミゲル・ニコレリス博士による驚くべきテクノロジーがTEDで紹介されていました。

サルを使った実験で、遠隔地のヒト型ロボットを“考えるだけ”で操作したというものです。

さらに別の実験では、コンピュータ上の仮想の自分(アバター)を考えるだけで操作し、しかもその感触を感じ取ることができたそうです。

つまり、でロボットやアバターを動かすだけでなく、アバターの触れた物の感触までも知覚できる技術です。

すごい!

ロボットのセンサーが感触を伝えることができれば、ロボットの触れた物の感触だって知覚できることでしょう。

博士のこんな言葉が印象に残ります。

脳は完全に自由になり、体や動作の限界から解き放たれています。

 

動画ではアバターの腕は一本でしたが、公式サイトによれば2本の腕を同時に動かすことにも成功しているようです。こちらのページで解説されています。

また、2匹のラットの脳を接続して、感覚を共有する実験なども解説されています。

ミゲル・ニコレリス博士、すごすぎます。

 

ロボットやアバターを考えるだけで動かすことができて、触れた物の感触まで分かる、未来の世界。

まさに、映画“アバター”のようなSFの世界が現実になろうとしているようです。

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