UIデザインチームSensebahnの田中です。
有名なようであまり知られていない、でもすごく便利。そんな鉄板アプリ“IFTTT(イフト)”のおさらいです。
IFTTTは、さまざまなアプリ(やウェブサービス)同士を自分で決めたルールで連携させることができるiPhoneアプリ(無料)です。ウェブ版もあります。
2010年にウェブサービスとして始まった頃から、詳しい人の間では話題になりました。
2013年にiPhoneアプリがリリースされたことでより一層便利になりました。
「IFTTT」は「if this then that」の頭文字をとった名前で、「この場合、こうする」のような意味になります。これがそのままサービスの内容を言い表しています。
IFTTTには現在82ものアプリやウェブサービスが登録されていて、それらを自由に連携できます。
例えば。
- Instagramで写真を撮ったら、Evernoteに保存する。
- Facebookに投稿したら、Twitterにも投稿する。
- 天気予報で明日が雨なら、メールで知らせる。
このような連携が簡単にできます。
iPhoneアプリが登場したことで位置情報、連絡先、リマインダなども扱えるようになりました。
例えば子供にiPhoneを持たせていたら、子供のiPhoneにIFTTTを入れることで「子供が自宅の近くに来たら、自分にメールを送信する」ということもできます。
アプリのUIは無駄がなく、まさに「〇〇したら、△△する」という決めごとをするように設定できます。
“決めごと”のことを“レシピ”と呼びます。「IFTTT レシピ」で検索すると便利なレシピがたくさん見つかります。
IFTTTの使い方はあなた次第ですが、あれこれ考えているだけでも楽しいアプリです。
知らなかった人も、知っていたけど使っていない人も、一度試してみては。
〔補足〕IFTTTはどう読むか分かりづらい名前ですが、サイトには「IFTTT is pronounced like “gift” without the “g.”(IFTTTは、Gを抜いたGiftのように発音する)」とあります。”イフト”が正解です。
リンク:iTunes App Store / ウェブサイト
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