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抗癌剤による副作用がなくなるかも?ガン細胞の探索、診断、投薬の全てが行えるナノ構造体

  • 2013年11月5日
  • Mai Takazawa

今や日本人の二人に一人は発症すると言われているガン。効果的な治療方法の研究が進んでいるようです。

 

 

現在、まずMRIやCTによる検診を行い、悪性腫瘍が発見されると抗癌剤による治療を始める、という流れが一般的ですね。しかしMRIやCTにはコストも時間もかかるし、抗癌剤は副作用も強いです。

今回紹介するのはヒューストン大学のFeng Wang氏らの研究による、もっと効果的な治療法です。

 

ガン細胞の探索、診断、投薬の全てが行えるナノ構造体の研究が進んでいます。このナノ構造体は、

 

  1. ガン細胞を探索する物質を体内に送り込む。(胸や前立腺など体表面に近い部位も可)
  2. ガン細胞を特異的に標識する蛍光マーカーを用いてガン細胞の位置を可視化する。
  3. ガン細胞に直接抗癌剤を送りこむことでより正確なピンポイント治療が行える。

 

などの機能を持っています。このナノ構造体を用いるとガン発見に必要な費用や時間を節約できたり、ピンポイントでより正確な治療を行えるようです。現在の化学療法よりも効果的な治療法となりそうですね!

 

 

 

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