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ムーブメントの起こし方を教えて欲しいんですが : ではこれをご覧ください[要約]

  • 2013年11月1日
  • 田中 宏幸

人の行動というのは分からないものですが、ゆえに色々な理論が出回ります。中には胡散臭いものもあります。しかし真実は分かりません。結局は自分が納得できるかどうかだったりします。

ということで今回は、“ムーブメント”に関して私が納得した2つの理論を、TEDからご紹介します。

デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」

では、要約しましょう。

  • 最初に行動を起こす人(リーダー)は、賛同してくれた人(フォロワー)を自分と対等の関係で接すること。
  • なぜなら?
    • 新しいフォロワーは、リーダーではなくフォロワーの真似をするから。
    • 大事なのはリーダーではなく、あくまでも“運動”であるべきだから。
    • 一人の“行動”を、集団の“運動”に変えたのは、リーダーではなくフォロワーだから。

リーダーよりも、賛同してくれたフォロワーが大きな鍵を握っているということですね。

しかし、そもそも最初のフォロワーが現れることが難しかったりします。そこで、こちらです。

サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか

こちらも忙しいあなたのために要約しましょう。

  • 人に何かを促すなら、なぜ?→どうやって?→なにを? の順番で伝えること。(多くの場合、これは逆の順番で伝えられている)
  • なぜなら?
    • 人の脳のなかで意思決定をする部位は、言葉を理解する部位とは違う。
    • 最も複雑な情報である“なにを?”は、脳が情報を理解するだけで意思決定につながらない。
    • だから意思決定をしてもらうためには、理解を求めるのではなく信念に語りかける必要がある。

これが自然とできるのが、偉大なビジョナリーとなるんでしょうね。

しかしこういうのは伝え方だけ変えるんじゃなくて、日頃から自分の中の“なぜ?”を大事にしてあげることが、大切なのかな、なんて思いました。

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