
image : ajari on Flickr (CC BY 2.0)
ガンダムの実用化も近いぞ?
アメリカの航空・宇宙開発で有名なロッキード・マーティン社。その極秘先進技術設計ユニット、通称“スカンクワークス”が小型核融合炉の新技術“Compact Fusion”を発表したことがロイターなどで報道されています。
発表の内容は核融合炉の開発において画期的進展、つまりブレークスルーがあり、今後10年以内に“トラックの荷台に収まるほどコンパクトな核融合炉”を実用化できるというもの。(核融合については後述)
トラックと言っても軽トラック等ではなく大型トラックのことですが、これは従来の10分の1程度のサイズであり、すごいことなんです。しかも完成した暁には、“Compact Fusion”たった1機で10万人都市の電力を賄えるそう。発電所というより“発電機”のため、“基”ではなく“機”と数えたほうがしっくりきます。
SFの世界ではマシンの動力源として広く採用されている核融合炉は、ガンダムの動力源でもあります。
ご存知ですよね!(正確にはモビルスーツの動力源、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉が核融合炉の一種!)
スカンクワークスのいう“画期的進展”というのがミノフスキー粒子の発明としか思えません。(よね?)
動くガンダムを2019年までに作るガンダムGLOBAL CHALLENGEというプロジェクトもありますし、いよいよ感あります。(よね?)
ロッキード・マーティン社はすでにウェブサイトや紹介動画(下)を公開しています。
「核融合」などというと、原子力発電を思い浮かべて危険なイメージがあるかも知れませんが、実際には様々な利点(Wikipedia)があり、あとは技術的課題が残るだけという夢のエネルギーなのです!
そう、ガンダム抜きにしてもね!
それを小型化かつ10年以内の実用化というのですから、そのインパクトは強烈。スカンクワークス恐るべし、というところです。
僕らの生きてるあいだに来るかな、宇宙世紀。
リンク:Compact Fusion